肉が食べたい

この主の手が短いというのか。わたしのことばが実現するかどうかは、今に分かる。民数記11・23

日本の学校給食では、一ヶ月の間に同じメニューが二度出ることはありません。家庭のでも昨日は肉だったから今日は魚にしようかな、と毎日違うものを食べるという方も多いでしょう。そういうわたくしたちから見ると、毎日同じものしか食べられないというのはちょっとつらい気がします。
神に導かれ、エジプトで奴隷になっていたところから脱出したイスラエルの民が「毎日マナしか食べるものがない、エジプトにいたころは肉も魚もきゅうりもすいかもにらも玉ねぎもにんにくも食べていたのに」と泣き叫んだ気持ちもわからないではありません。でも、それなら神様に「肉が食べたいのでください」と言えば良かったのです。ところが、聞こえよがしに文句を言い、奴隷だったエジプトを懐かしむような態度は良くありません。神様はイスラエルの民にたくさんのうずらを与えるとともに厳しい罰も与えました。
神様の手は短くありません。神様にはわたくしたちを助ける力があります。大切なことは、そのことを信じて神様に信頼するかどうかなのです。

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