私は、いのちと死、祝福とのろいをあなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。
申命記30・19
いのちと死、祝福とのろい。どちらを選びますかと聞かれたら、いのちと祝福を選ぶという方がほとんどでしょう。死とのろいの方がいいと思われるとすれば、それは死にたいほどつらいことがある方です。そのつらさがすべてなくなるというのなら、死よりいのちがいいとおっしゃるでしょう。何よりも、神様は人間を不幸に陥れようと思っている方ではなく、いのちと祝福を与えたいと願っておられるのです。
ところが、人間はいのちと祝福を捨てて、死とのろいを選んでしまうことがあります。それは、目先のことにとらわれてしまうからです。自分の思い通りにならないと「神も仏もあるものか」と不平を言い、つらいことがあると「溺れる者は藁をもつかむ」とばかりに怪しげなものに依存してしまいます。
あなたの人生にとっていちばんの幸せは何かを知っている方、そしてあたなに祝福といのちを与えようとしておられる方に信頼し続けるというのが、失敗を避ける道です。教会はそうして神様に信頼している人の集まりなのです。