ときの声をあげよ

角笛の音を聞いて民が大声でときの声をあげると、城壁は崩れ落ちた。ヨシュア6・20
エリコは紀元前八千年くらいから存在しているとされる古代都市です。ヨルダン川が死海に注ぐ河口付近の町で、オアシスもあったため、古くから人が住み着きました。この町は堅固な城壁で囲まれていました。
エジプトから脱出したイスラエルの民は、約束の土地征服する最初に、このエリコを攻めます。神様に命じられたとおり、六日間、角笛を吹きながらエリコの周囲を一周します。七日目には七周し、リーダーであったヨシュアが合図をするとイスラエルの民が大声を上げ、それで城壁が崩れ、エリコを征服したという物語が聖書に書かれています。
声でワイングラスを割るという人は見たことがありますが、声で城壁が崩れることはないでしょう。この話の真偽や考古学的な考察については色々な意見があります。しかし「無理かな、だめだな」と諦めそうになる時に、思わぬ神様の助けがあって、状況を突破するという経験をすることがあります。そのためには、ふだんから神様に頼り、神様を信頼することが大切です。みなさんも、ふだんは親しくないのに、困った時だけ金の無心に来る友人を助けるのをためらうでしょう。困った時だけの神頼み、というのは図々しい願いかもしれません。

目次