あなたがたの中から、その聖絶の物を滅ぼし尽くしてしまわないなら、わたしはもはやあなたがたとともにはいない。ヨシュア7・12
関西のキリスト教信者なら、アカンと聞くと、あかんことをしたやっちゃと思われるでしょう。アカンがやったあかんこととは、「聖絶の物」を横取りし、神様をだまそうとしたことです。「聖絶の物」とは聞きなれないことばです。聖絶とは神様が戦って戦争に勝ったときに、戦利品をすべての滅ぼし尽くし、神様のものとし、人間は取らないようにすることです。聖絶の物とはそういう時の戦利品のことを言いました。
アカンは聖絶の物であった、高級コートと、銀と、金の延べ棒をこっそり自分のものにしていました。神様はアカンとその家族を滅ぼすように命令し、そうするまでイスラエルと一緒にいないと激怒したのです。物を取ったことも悪いことですが、いちばん悪いのは神様との約束を破ったことです。仏壇やお地蔵さんに備えられたお菓子をつまみ食いしたらバチが当たる、という気持ちはだれにもあるでしょう。それはキリスト教の神様でも同じです。ただし、それは個人の問題に終わらず民族全体を不幸にするのですから、恐ろしいものです。
アカン、あかん
