信仰があるなら

あなたがたにできないことは

何もありません。マタイ17・20

「元気があれば何でもできる!」とはアントニオ猪木さんの名言ですが、今日の聖書には「信仰があれば何でもできる」と書かれています。信仰があればなんでもできると聞くと、「自分の願いがかなうことを強く願っている人は神様に願いを聞いてもらえる」というような意味に受け取られがちです。

しかし信仰というのは、心の中で信じる気持ちのことではありません。また頭で理解している知識のことでもありません。神様を信頼して、自分の人生を神様に任せて生きる生き方のことです。

信仰は、自分の知識や能力を頼りにしません。信仰がある人は、知識や能力を自己実現のためではなく、神様に従って生きるために使います。また信仰は、自分の願いがかなうことが幸せだとは考えません。信仰がある人は、自分の考えよりもはるかに優れた神様の考えを受け止めようとし、神様の与えてくださる人生がもっとも幸せだと考えます。

聖書の「信仰」はみなさんの抱いている「信仰」とは少し違うものではないでしょうか。信仰は神様に頼ってナンボ、任せてナンボ、従ってナンボという世界です。この世界をみなさんと共有したいと願います。ぜひ教会へおいでください。

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