ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。マタイ2・2
イエス・キリストが生まれてから数ヶ月か一年ほどたったころのこと。東方の占星術師たちが、当時のイスラエル王、ヘロデに謁見するためにやってきました。占星術で新しい王の誕生を知り、礼拝するためでした。ヘロデはこの来訪に動揺します。当然でしょう。自分の子どもが生まれたのでもないのに、新しい王が生まれたと告げられたのですから。独裁的な君主であったヘロデはこのことをクーデターの兆しととらえ、ベツレヘム周辺の二歳以下の男の子を皆殺しにします。
イスラエルの祭司たちは聖書を熟知しており、ベツレヘムに救い主が生まれることを知っていました。けれどもそのことを望んでいませんでした。自分たちの安定した地位はローマの庇護のもとに成り立っており救い主がくることで、それが覆される可能性があったからです。
これがなかなかキリスト教を信じられない理由の一つであると思います。イエス・キリストの教えはすばらしいけれど、自分がイエス・キリストを受け入れ、キリスト教徒になると自分の生活が窮屈になる、思い通りにできなくなる、と思うのです。そんな方は、ぜひ礼拝においでください。本当にそうかどうか、少しお試しいただくとよいと思います。すぐに洗礼をお勧めすることはありません。

