正義がその腰の帯となり、真実がその銅の帯となる。イザヤ11・5
預言者イザヤが生きた時代、イスラエルには不正や賄賂や弱者からの搾取がまかりとおっていました。イザヤは、神の怒りとイスラエルの滅びを預言します。同時に、新しい王が来て正義と真実で治めると語りました。その新しい王こそがイエス・キリストです。
現代の世界も、かつてのイスラエルと同じで、不正があり、弱い者が苦しんでいます。人間関係においても、国際関係においてもそうです。みなさんも、戦争や災害の報道を見て、心を痛めるでしょう。けれども、この世界ではどのようにしても解決方法があるとは思えます。ただ大きな戦争が起こらないようにバランスを取るくらいしかできません。
クリスマスは、キリストが生まれたことを祝う日です。しかし、キリストがもう一度この世界に来て、正義と真実で治めることを祈る日でもあります。わたくしたちはこの日、クリスマスの賑わいや楽しさに加わることができない方々に心を向けます。そしてキリストがもう一度来られるまで、精一杯、正しく真実に生きる者でありたいと願っています。

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