私と私の家は主に仕える

ただし、私と私の家は主に仕える。ヨシュア記24・15

神社にお参りし、願いがかなったときに、お礼参りをされるという方があります。お世話になった神様にはお礼をし、感謝するというのは人として当然のことではないでしょうか。
そういう意味では、イスラエルという民族はお世話になった神様に対して大変失礼な態度を取りました。聖書の物語の多くは、神様がイスラエルに特別な恵みを与え、それなのにイスラエルが神様に背き、罰を受け、悔い改めて赦しを乞うということの繰り返しでした。
ヨシュアはイスラエルが約束の土地カナンを征服する際のリーダーでした。ヨシュアは、イスラエルは神の恵みによってカナンを征服することができたのにも関わらず、イスラエルが将来神様に背くということを繰り返し指摘しました。その上で語ったのが上のことばです。
人間はどうしても自分に都合がよい神様に頼りがちです。キリスト教は、色々な神様ではなく一人の神様に頼る宗教です。窮屈だと思われる方もあると思います。でも結婚相手は一人。神様が一人という考え方もアリではないでしょうか。

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