復活のいのち

神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神です。マタイ22・32

死んだ後人間はどうなるのでしょうか。よく「死んだら天国に行く」と言われますが、聖書はもう少し詳しく、次のように死後の世界について教えています。
第一に、この世界は終わりを迎え、新しい天と地(神の国)に再創造される。
第二に、死人がよみがえらされ、新しいからだと永遠のいのちをいただき、神の国で神とともに生きる。
死人がよみがえらされるというのが、キリスト教の教えの中心にある「復活」です。イエス・キリストは復活の第一号としてよみがえられたと聖書は教えます。もちろん、イエス・キリストが活動した一世紀頃のイスラエルでも、復活を信じない人たちはいました。サドカイ人と呼ばれる人たちは復活を信じず、聖書には復活は書かれていないと主張していました。
そんな彼らを、イエス・キリストは「聖書も神の力も知らない」と叱ります。サドカイ人たちは神の力を人間の理解できる範囲でしかとらえていなかったのです。みなさんはどう考えますか。人間の科学で説明できないから死者の復活はないと考えますか。それとも、人間の科学で説明できないことができるからこそ神様なのだと考えますか。

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