主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。二コリント13・13
上に示した聖書のことばは、礼拝の最後に牧師が祈る「祝祷(しゅくとう)」と呼ばれる祈りのことばです。礼拝に集った方々に神様の祝福を祈ります。この祈りは、もともとパウロという人がコリント教会に書き送った手紙の最後に記されています。
この祈りのことばに出てくる「聖霊」とは、神の霊です。「聖霊の交わり」には二つの意味があります。一つは神の霊がわたしたちの霊魂に触れ、わたしたちを励ましたり導いたりするということです。もう一つは、神の霊がわたしたちを一つに結びつけ、お互いに愛し合う集まりを作り出すということです。
今日は聖霊降臨日(ペンテコステ、五旬節)と呼ばれるキリスト教の祭日です。約二千年前のこの日、聖霊が弟子たちにくだり、弟子たちを励ましました。その結果弟子たちはイエス・キリストについて語り、それを聞いた人たちが多数洗礼を受け、教会が生まれました。教会とは、神の霊がわたしたちを一つに結びつけた集まりのことです。聖霊降臨日が「教会が誕生した日」と言われる所以です。

