希望を生み出す平和

この希望は失望に終わりません。ローマ5・5

「希望は失望に終わらない」は、それだけ取り出せば無責任なことばです。人生の中で希望が失望に終わることは少なくありません。このことばは、いつでもだれでもに当てはまることばではありません。「イエス・キリストを信じ、神から正しい者とされた人にとっては」という前提の上で、希望は失望に終わらないと教えています。
イエス・キリストを信じれば人生はすべてうまく行くのでしょうか。そんなことは決してありません。むしろ信者としての生き方には苦難があります。信仰のゆえに損をすることもありますし、迫害を受けることもあります。しかし、わたくしたちは、そういった損得勘定に振り回されません。と言うのは、やがていただく永遠のいのちの価値がはかり知れないほど大きいからです。
苦難の中で忍耐を学びます。忍耐を通して品性が成長します。そしてそれは、キリストに似る者として成長することです。希望はそこから出てくるのです。わたくしたちは、自分の願いを聞いてくれる神様を信じる御利益信仰ではなく、本当に自分の人生のためになることを、時には苦難さえも通して与えてくださる神様を信じています。

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