そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれが自分の目に良いと見えること
を行なっていた。士師記21・25
なぜ日本にはたくさんの政党があり、それぞれ違う主張をしているのでしょうか。それぞれに大切だと思うことや、目指すところが違うからです。なぜ世界には戦争があるのでしょうか。それは、それぞれの国が自国の利益を優先するからです。これらのことに共通しているのは、みんな自分にとって良いこと、得になることを求めているということです。
聖書の中の士師記の時代にも、みんな自分にとって良いと思えることを行なっていました。王がないことが理由ではありません。神様の教えてくださったことよりも、自分の考えを上に置き、自分が神様よりも正しいかのように生きていたからです。自分が得することを求めた結果、他の神々を拝んだり、民族の中に起こった問題をとんでもない方法で解決しようとしたりしたのです。
「士師記」はイスラエルの歴史の中でも、黒歴史中の黒歴史で、ろくなことがありませんでした。現代の世界の問題もまた、人間が自分の目に良いと見えることを求めた結果ではないかと、そう思うのです。

