人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。ヨハネ3・3
このことばは、ユダヤ教の教師で聖書にも精通していたニコデモという人と、イエス・キリストの対話の中のことばです。「新しく生まれる」ということばが理解できなかったニコデモは、もういちど母の胎の中に入って生まれ直すことなのかと問い返します。
しかし、イエス・キリストは、神の霊によって人の霊が生まれ変わるという神秘的な経験について「新しく生まれる(正確には上から生まれる)」と語ったのです。そのように説明すれば何となく分かったような感じがしますが、実際にそれがどういうことなのかは正直わたしたちにもわかりません。
たとえば握り寿司を食べたことのない人に、どのような食べ物かいくら説明してもぼんやりとしか分からないでしょう。けれども、一貫の握り寿司を実際に食べてもらえればすぐに理解できるでしょう。同じように、新しく生まれるという神によるできごとは、説明したところで結局本当にはわかりません。イエス・キリストを信じて、洗礼を受け、新しく生まれる経験をする。これだけが唯一、このことを理解する道です。

